SAT移動用アンテナ


作成日:2006/08/27


試行錯誤を続けているSAT移動用アンテナですが、ようやく形になってきました。

SAT移動に使用するアンテナには幾つかのポイントがあると思います。

1) 設置が素早く、簡単に出来る事。これは、1パス10分程度のQRVを終えると次のパスまでに時間があり、次々と移動地を変えるケースが多い為、設置と撤収に時間がかかるアンテナはSATの移動向きではないからです。

2) ある程度の強度を確保する事。アンテナを手持ちでQRVする場合は軽量が一番のポイントですが、車で移動運用する場合は頻繁にアンテナの上げ下ろしを行ったり、車から出し入れしますので、細いアルミ線をエレメントに使用すると、すぐにぐにゃぐにゃとなってしまうからです。好ましくはルーフに収納して、直ぐに移動とQRVを繰り返せるシステムだと快適な移動が出来ます(JH1UVJ局、JK2XXK局など)。

3) 指向性のあるアンテナを使用する場合にはAOSからLOSまである程度アンテナを回転させながら衛星を追わなければなりません。仰角も可変出来ると最高ですが、手回しで水平・仰角を変えるのはかなり高等技術(7K4CYI局は実戦?)。大型のアンテナを使用する事によって、良い耳と強いアップリンクを確保出来ますが、半面、アンテナの方角調整をこまめに行う必要があり、この辺のバランスが難しい所です。もちろん移動でローテーターの使用が出来れば最高ですけど。

これらのポイントを考慮してSAT移動用アンテナを考えているのですが、流石にローテーターの導入までは出来ていません。
一応、現在のアンテナを紹介します。

アンテナ全容

4駈車のルーフに設置しています。145Mhzはマスプロの5エレの残骸を修復。435Mhzは8エレで、第一電波の10エレのうち8エレ分を使用しています。
共にブームは水道用の塩ビパイプを使用。マスト系も太い塩ビパイプで軽量化を図っています。

テモテーター

マストから真横に塩ビパイプを取付け、マスト回転用の取っ手代わりに。
マストを直接回すよりは力が要らないので楽に回せます。

マスト取付部

車のルーフキャリアにウインドサーフィンのマスト用のアタッチメントを取付け、そこに塩ビパイプを。マストとの取付は工事用パイプのジョイント。マストの土台も工事用パイプの物。

ルーフに収納

何だかパズルをやっているようですが、現状のアンテナの形態にする事で写真のような収納が出来るようになりました。
普段この状態で車を乗り回す勇気はありませんが、移動運用の時はこの状態で場所を移動すれば、アンテナの設置時間がかなり短縮されます。

戻る

Copyright 2005-2006 JE1FQV